米国の力をうらやむ国はあるが、その力をあてにされる米国が抱え込む負担をうらやむ国はない。
イラク攻撃を慎重に、と言う国はあっても、建設的提言はあまり聞かない。
米国は、実は、小人に縛り付けられたガリバーかもしれない。
(フィリップ・ゼリコウ バージニア大学教授【現代史】)
わが国の政治風土では「人にやさしい」などと言っている政治家に
人気が集まったりしているが、実は彼らは冷酷なのである。
(中略)
世間が関心を示さなければ、北朝鮮に拉致された日本人がいるのが分かっても、
見て見ぬふりをして、自分の政治的パイプを誇示するために、
コメを送ったりしてきたのである。
世界人類の幸福のためにと言った美しい言葉に酔う人ほど、
隣人に冷酷に接する人が多いのとよく似ている。
キリストは、具体的な汝の隣人を愛せよ、と言ったのであり、
世界人類を愛せと言ったのではない。だからこそ。
この聖書の言葉は重いのである。
わが国の「ハト派」とは、軽薄な偽善者の別名に過ぎない。
(西村慎吾 衆議院議員)
あえて根性論を持ち出 すけど、本当にニッポン人に根性がなくなった。
これもバブルのつけだろう。・・・技術的、体格的なことはあるんだろうけど、
やっぱりいまのニッポン人は、「ここ一番」に弱くなった気がしてしょうがない。
オレはそれを、根性がなくなったんだと思ってる。
サッカーW杯でもそうで、韓国人選手やサポーターに明らかに根性で負けたニッポン人は、
結果でも負けて「よくがんばった」と慰めあってた。
それでいいのか。
・・・根性とか、気合の部分でニッポン人は、勢いを失った。
だからいまのニッポンは、カッコ悪い。外交も経済もスポーツも、なにをやってもカッコ悪いよ。
(ビートたけし タレント・映画監督)
大切なことは、決してあせってはならないということだ。
反対に危険� ��ことは、自分のやっていることが無駄なことかもしれないとか、
未完成に終わるかもしれないと思いだし、
それではならないと考えた末、あせって思いつめてしまうことである。
(法王アレッサンドロ六世 ロドリーゴ・ボルジア)
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(ウーマン)リブ論者が仇のごとくみなすいわゆる「日常の家事」を「奴隷的」とするかしないかは、、
会社に働く男性が「奴隷的」となるかならぬかと同様、
それにたずさわる人間いかんにかかわるのであって、
仕事自体にかかわるものではない。
じゃがいもの皮を剥き、毎日床掃除をしながらも、
女は(男も)哲学者や思想家や歴史家などになれるのである。
(犬養道子・犬養毅首相の孫娘)
「スパイの一番大きな目的は、相手国の国策を誤らせる事にある。
(中略)とにかく大東亜戦争で日本は国際謀略というものに引っ掛かって敗北した。
謀略に対して暗かったという、不明がある。
決して物量に敗れたとか何とかというような簡単なものではないということを、
諸君達は知っておいてよろしい」
(安岡正篤 「続人間維新」)
人間の神経というのは、それほど過敏にはできておらず、飢え以外のたいていの肉体的苦痛に耐えられるが、蔑視と偏見には耐えられない。
(司馬遼太郎 作家)
(サヨク)この恐ろしく高い知性の持ち主達たちは、朝起きるとまず、...何か粉砕できるもの、
転覆できるもの、廃棄できるものがないかと探すのだ。
(チャーチル 英国政治家)
グローバル化というのはあくまでも商的世界が中心になるべきであって、そのなかにはそれぞれの国の文化の基層を破壊しようというものはない。
ただその商的な色彩論が強くなると合理性が勝って、民族や共同体がもっている伝統や習慣を
超えようとする力がどうしてもはたらく。
その過程で旧来の習慣であまりに馬鹿馬鹿しいものや、� ��信的なものは削ぎ落とされていくかもしれない。
(渡部昇一 上智大学名誉教授)
左翼を含めた戦後日本の進歩主義者たちは、
どう考えても正直ではなく「きれいごと主義」特有のウソをついていると思う。
どういうことかというと、そこでは自分が棚上げされているということである。
あの大戦時のあの状況の中で、自分だったらどう思うか、どう行動するかということが、
まったくの「きれいごと主義」のなかでしか考えられていない。
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どんなことがあっても戦争に反対するのが正しい、
戦争反対の意思をもって行動することが正しいという「きれいごと主義」しかないため、
戦争で亡くなった兵士たちを、だまされたりいやいや強制されたりして無駄死にすることになった、
「悪しき侵略戦争の犠牲者」としか考えようとはしないのである。
悪いのは軍国主義であり、みんなその犠牲者だったなどそんな始末のつけ方がどこにあるだろうか。
まったくの「きれいごと主義」から出たウソだというべきである。
(呉善花 エッセイスト)
私はアメリカびいきだったことはないし、日本がアメリカ化されていくことを嘆いてきた人間である。
それでも、今回のテロ攻撃に対するアメリカの態度は全面的に支持する。
(マークス寿子 秀明大学教授)
戦後、「人間は生まれながらにして理性がある」などといわれ、
それを信じ込まされて教育論を作り上げてしまいました。
それが間違いだったのです。
理性は創り上げるものです。
教育とは、「正しく・強く・安定し た」理性を創ることです。
そして、その基となるのは人間性ですから、
まず人間性を強くするところから始めなければなりません。
いきなり「理性がある」などと言ったら、教育など初めから成り立つはずはないのです。
(戸塚宏 戸塚ヨットスクール校長)
「人権を守る」ことが悪いとは誰も言えない。
ただ実際は「人権」を声高に叫ぶ人たちほど人権を無視してきた。
彼らは「人権」の名のもとに人を脅していることに気づかない。
人権は誤謬なき正義だと思い込んでいて、そこで思考停止している。
戦後一番悪質な人権侵害は"人権屋"によって行われたと断言してもよい。
(渡部昇一 上智大学名誉教授)
テロへの反撃の第一歩は脅かしに屈しないこと、
「いつもどおり」平気な� ��で日常生活を続けていくことである。
このままいくと、日本人を恐喝するには武器は要らない、
ハイジャックするぞとほのめかすだけで、
金でも物でもテロリストに捧げるのではないかと思えてくる。
(マークス寿子 秀明大学教授)
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文化とは基本的には、人とともにくらすための行儀や規範のことで、
母親の子宮内では養われず、出世以後の家庭教育や村内での教育による。
(司馬遼太郎 作家)
「幼稚な人間」とはIQが低い、頭が良くない、こんなことも知らないという類の
人間のことではない。
幼稚な人間とは即ち、何が肝心なのかがわからない、
肝心なことについて考えようとしない人間のことである。
(福田和也 文芸評論家)
ソ連人でも寅さんの映画(男はつらいよ)を面白がるそうである。
芸術の場合、しばしばそうだが、この寅さんの映画のように、
風土性というものを煮つめきると、化学のように変化がおこって、普遍性に転換する。
小津安二郎の映画にかえって国際性があるようなものである。
(司馬遼太郎 作家)
相手国の要請を受け容れれば従属を意味し、
これを拒絶することが「自主性」を発揮するということにはならない。
いずれの場合も、自らの判断によって、
自国の安全と繁栄にとってもっとも有利な道を選択することが、
「自主性」の発揮なのである。
(坂本多加雄 学習院大学教授)
人々は大恐慌の間にどのくらいのを作るのですか?
ペリー遠征このかた世紀間の日米関係は、これをアメリカ側から見ると、ミシシッピー艦(ペリーの搭乗艦)と、ミズーリ艦(日本の降伏文書調印に使われた艦)という二つのMによって象徴されるところの光栄から光栄へと進む偉大な記録である。独立を得て僅かに70年で、当時なお世界列強中の尻尾にくっついていたアメリカは、このわずか百年の間に躍進を続けて、世界の先頭に立つ超強国となった。このような急速な一国の膨張・発展というものは、まことに世界史上、空前であるといって過言ではないであろう。
ところが、この同じ日米関係を日本側から見ると、うってかわって開国から亡国への歴史である。日本は忽ちにして興って、一時、よく世界強国の列に伍したが、やがて忽ちにして破滅したところの光栄から 墳墓への歴史である。
広い太平洋を隔てて相隣し、一方は西洋文明を代表し、他方は東洋文明を代表した日米両国のこの対象の著しい百年の歴史は、世界史上でも、いろいろな意味で最も興味ある一節であり、人類に多大の教訓を与えるものであると思われる。
(日米文化交渉史 「まえがき」より)
人間という哺乳類は、集団を組まねば生きてゆけない。その集団の中で最も魅力的で、人を酔わせ、かつ厄介なのは、フランス革命の果実であるところの国民国家であるといえる。こんにちの国々のことである。その国家の主人は法的にも思想的にも、多分に抽象概念としての国民である。国民が主人である以上、主人たるものが国家防衛の主役たらざるをえない。
(司馬遼太郎 作家)
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終戦から半世紀を経て、「あの戦争」の意味づけが問い直されようとしているが、論議は深まらない。あまりにも自由な思考を妨げるバリアーが多いからだ。そのうえ、論争の当事者は戦中派ではなく異なる価値観に立つ次の世代に移っている
(秦郁彦 日本大学教授)
米国の力をうらやむ国はあるが、その力をあてにされる米国が抱え込む負担をうらやむ国はない。イラク攻撃を慎重に、と言う国はあっても、建設的提言はあまり聞かない。米国は、実は、小人に縛り付けられたガリバーかもしれない。
(フィリップ・ゼリコウ バージニア大学教授【現代史】)
私たちは現在、「ソ連を押し戻す」、そして「共産主義の脅威と戦う」ことを政策として明らかにしている。これは実に日本が、彼らの全近代をかけて実践してきた政策だ。
今日私たちがいっているように、ソ連が「世界の脅威」であり、(日露戦争当時)日本を支援したかつての米英両国の政策担当者が正しかったとすれば、ソ連を抑止し、「混乱した」地域に秩序をもたらし、中国における「共産主義の脅威」と戦う行動拠点を確保するために、満州を緩衝国家にしようとした日本を支援しなかった1931年以降の米英両国の政策担当者は、犯罪的に無能だったことになる。
そして、対日関係をパールハーバーとシンガポールまで悪化させ、その結果、私たちの生命と財産ばかりでなく、極東の同盟国を失ってしまった政策担� �者の無能ぶりは、犯罪をはるかに超えたものであるというほかない。
(ヘレン・ミアーズ 日本研究家)
勝敗は六分か七分勝てば良い。八分の勝ちはすでに危険であり、九分十分の勝ちは大敗を招く下地となる
(武田信玄)
大人は強い。戦争とか戦後の混乱を生きている人は特にそうなんだ。そういう経験をたくさん持っている70、80、90歳のお年寄りを今オレたちが楽しませたり、喜ばしてあげなかったら、罪じゃないかな。そんなに苦労して、安穏として生きてきた人たちじゃないんだもの。いい時代に、モノも食わないで、着るモノも着ないで、子どもを育ててきた人が、今また孫や子どもに気を使って生きている。その人たちを少しでも楽しませてあげたい。
(毒蝮三太夫・タレント)
大切な命を脅かした犯人への憎しみ、怒りの感情を生徒の前で表明すること、それが「命の大切さ」を思い知らせる教育の基本である。
(木村治美・共立女子大学教授)
校長は、暴漢が学校に侵入して職員が震え上がっているとき、暴漢に立ち向かわねばなりません。その時は、死なねばならぬ時です。私はその覚悟を校長室でいつも練り直しています。
(小川義男 埼玉県立狭山ヶ丘高校校長)
民間人百数十人を巻き添えにビルに突っ込む狂信的な連中と、話し合いなどできるはずがない。・・・一神教的な原理主義が対立したときに、話し合いはありえないんです。
(西村真悟・自由党衆院議員)
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日の丸------。最高だ。こんなに美しい国旗、他にないよ。
どんなに苦しくても、膝が痛くても、日の丸をつけていると思うと頑張れる。ほんと不思議。これまで何度もそんなことがあったね。
ユニフォームの日の丸。スタンドで揺れる日の丸。日の丸が目に入ると、こんなところで諦めていいのかって、また闘志が湧いてくるんだ。
日の丸をつけて、君が代を聞く。最高だ。武者震いがするもの。体中にパワーがみなぎってくる。でも、日本の選手の中にはそうじゃないヤツもいる。不思議でしょうがないよ。
日の丸をつけるって、国を代表するってことだよ。選ばれた選手にしか与えられないものじゃない。国を代表して戦うって、スゴイことなんだよ。それを忘れているんじゃないかって思う。
ワール ドカップを見てみろよ。みんなあんなに必死になって戦うのは、国の代表だからだろ。国を愛し、家族を愛し、仲間を愛しているからだろ。日本はそこんとこから外国に負けてる。自分のためだって?そんなの当たり前じゃない。じゃあなぜ、もっと大きいものを背負わないの?
オレ、日の丸背負ってなかったら、あんなに頑張れなかったよ。ドーハの時、オレは38歳。あのクソ暑い中で、そんなオジサンが全試合、それもほとんどフル出場。練習だって若いヤツらと同じメニューをこなしてたんだ。自分のためだけだったら、とっくに辞めてたよ。
(ラモス瑠偉 元サッカー日本代表)
ある国家が自国の国民や代表を暴力から守ろうとする努力の発揮は、その国家の偉大さを測定する最も真実な指針である。
(ウィンストン・チャーチル 大英帝国首相)
自分たちがかつて書き出した文言の規制に囚われてこの非常の事態を論じたがるのは、法律という、目的のためのせいぜいが手段でしかないものをさながら目的そのものと倒錯した愚かさとしか言いようがない。
(石原慎太郎 作家・東京都知事)
男は一生に一度でいいから、子孫に自慢できるような仕事をすべきである。
(伊藤庄助 富士山レーダー設置工事現場監督)
新聞はその有する指導性のゆえに、当然高い気品を必要とする。そして本綱領を実践すること自体が、気品を作るゆえんである。その実践に忠実でない新聞および新聞人は、おのずから公衆の支持を失い、同志の排斥をこうむり、やがて存立を許されなくなるであろう。
(旧新聞倫理綱領 第7 【品格】)
北朝鮮を無条件に援助してはいけないんです。二千万人の人々が恐ろしい独裁のもと、不安と恐怖のなかで暮らしている現実を見過ごしてはならない。この体制は全ての人権を否定し、圧迫することで辛うじて存続しています。その状況を何が何でも改善する方途を考えるべきで体制の存続に手を貸してはならないと私は思います。
(ノルベルト・フォラツェン ドイツ緊急医師団医師)
中国では戦争のたびに敵の屍を兵糧として利用した。死体を乾燥させる「乾屍」や、塩漬けにする「塩屍」をつくり、保存食にした。敵は中国人にとって同じ人間ではない。食品とすることくらいなんとも思わないのである。
(黄文雄 評論家)
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セント。
歴史観の問題であれば、公平に従来の教科書はどういう立場で、われわれの歴史はこういう立場だという言論レベルでの対等なやりとりができる。正々堂々と歴史観で決することができるのですが、そうじゃないんです。そういうことを回避して、特定の作り上げたイメージを流布して、「この教科書はだめだ、採用するようなことがあれば、新聞社の方で突撃取材をかけてたたき潰すぞ」と脅しをかけている。非常識がここまで蔓延しているのか。
(坂本多加雄 学習院大学教授)
危ない顔の持ち主に間違いなく共通する要素は、その「幼さ」です。揃いも揃って幼児性が強い。つまり、人間性が成長していないんです。体が大きく、生意気なことを言い、理屈をこねるので大人のように見えますが、実は用事そのものです。彼らの弱さ、残虐さ、行動の幼稚さ、無責任さ、罪の意識のなさ、自己中心性、人ばかり頼りたがるところなど、全く赤ん坊並みです。
(戸塚宏 戸塚ヨットスクール校長)
人の一生は重荷を負うて遠き道を行くがごとし。いそぐべからず、不自由を常と思えば不足なし、こころに望みおこらば困窮したる時を思い出すべし。
(徳川家康)
三十六年間、日本は朝鮮を搾取したわけではない。善意でやったわけである。あやまれというのはどうか――交渉は双方の尊厳と国民感情を傷つけないようにやらなければならない。国民感情としても、あやまるわけにはいかないだろう。
日本は朝鮮を支配したというけれども、わが国はいいことをしようとしたのだ。いま韓国の山には木が一本もないというが、これは朝鮮が日本から離れてしまったからで、もう二十年日本とつきあっていたら、こんなことにはならなかっただろう。……日本は朝鮮に工場や家屋、山林など、みなおいてきた。創氏改名については朝鮮人を同化し、日本人と同等に扱うためにとられた措置であって、搾取とか圧迫とかいったものではない
(高杉晋一氏 三菱電機相談役・日韓国交正常化交 渉のさいの日本側主席代表)
日本の武士道精神はどこへ行ってしまったのだろうか。サムライの国としておそれられた日本が、ここまで臆病になっていては、軽蔑されてもしかたない。私は日本にもっと自信を持ってもらいたい。
(黄文雄 評論家)
「人権」あって"正義"なく、「人権」あって"人道"を忘れ、その結果、「人権」が人命を犠牲にしてまかり通るということになったのではないであろうか。
(小田晋 帝塚山学院大学教授)
戦争は残酷なものである。残酷でない戦争など存在しない。しかしその現実から目をそむけていれば、戦争が世界から消えるわけではない。医者が病気を治すために病原菌の研究をするように、警察が犯罪の研究をするように、戦争を防ぐためには戦争を直視することから始めなければならない。
(神浦元彰 軍事評論家)
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努力せずに何かできるようになる人のことを「天才」というのなら、僕はそうじゃない。努力した結果、何かができるようになる人のことを「天才」というのなら、僕はそうだと思う。人が僕のことを、努力もせずに打てるんだと思うなら、それは間違いです。
(鈴木イチロー シアトル・マリナーズ外野手)
脅迫とは、脅されたほうが怯えるから、相手にとって武器になるのです。脅かされたほうが、まるで気にしなければ、相手はその武器を失います。
(金美齢 台湾総統府国策顧問)
われわれが学ばなくてはならない教訓は、アメリカと戦争するとき奇襲をやってはだめだということです。はじめから「ハル・ノート」を公表し、宣戦布告をしてからおもむろに戦争をはじめていたとしたら、硫黄島の激戦の段階でアメリカは戦争を続けることができなくなったと思います。
アメリカはいまも昔も戦死者がたくさん出る戦争を続けることができない。ところが、あのときは、最初に奇襲でやられたという思いがあるから、最後までやれたんです。
(岡崎久彦 博報堂・千代田化工建設特別顧問)
「朝日」について、いまさら何か言うことはないし、向こうが何を書いても何とも思わないな。もちろん、不正確な報道であれば言うべきことはきちんと言うけれど、そもそも相手の本意は昔っからわかっているわけで、彼らの片言隻句をいちいち気にしていたら、都知事なんかやっていられないからね。
(石原慎太郎 東京都知事)
虐殺は中国の文化です。・・中国の歴代王朝を見ますと、王朝が変わるたびに虐殺が起こります。例えば南京大虐殺と名付けられたものだけでも、南朝梁の時代の侯景の南京大虐殺、あるいは近代になってから曾国藩の弟である曾国ゼン(竹かんむりに全)がやった南京大虐殺と、繰り返し繰り返し南京で虐殺が起こっています。中国が歴史の教科書の中であれほど日本の南京大虐殺を強調したがるのは、それが中国の伝統文化であり、民衆の説得には好適だからです。
(黄文雄 評論家)
日本はアメリカと同盟諸国とともに今後段階的に東アジアの安全保障をめぐって、より多くの責任を引き受けるべきである。この歴史的な変化を近隣諸国が受け入れるよう説得できるのはアメリカだけであり、この点こそが日本の国内世論を変え得るカギとなる。
(ロバート・ゼーリック USTR通商代表)
私が戦後日本に対して極めて残念に思うのは、イギリス以上に長く安定した歴史を持っているこの国において、たった一回戦争に負けただけで、歴史を破壊し、歴史を足蹴にすることが進歩であり、そしてヒューマニズムであり、民主主義でもあるといった、そんなでたらめな思想の歯車が半世紀以上も回ってしまったということです。それが今日の様々な堕落をこの日本社会にもたらしている。
(西部邁 評論家・秀明大学教授)
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日本の近代史にも、勿論負の部分は少なからずあらう。が、日本はそれなりにアジアの安定と発展と進歩に寄与する所のあつたことも事実である。だが、それに比して近代中国がアジア近隣に貢献する所は極めて乏しかつた。東亜紛乱の種子を播くのみで、東亜の安定と発展に資することすくなく、国際政治上の貢献度はなきに等しい。
(中村粲 獨協大学教授・昭和史研究所代表)
最近の外務省では他国の国益を代弁しているとしか思えない外交官が目立ちすぎる。今の外務省には親米、親中、親韓派はいるが、親日派はどこにいるのか?
(田久保忠衛 杏林大学教授)
マルクス主義の残滓との戦いが終わってないことを痛感せざるを得ない・・・敵は今度は、人権や平等、フェミニズムといった衣をまとって、この国を解体に向かわせる言説を撒き散らしている。
(渡部昇一 上智大学名誉教授)
中国の歴史教科書は、徹底的な自国、共産党の美化、そして誇大妄想的な日本の侵略、虐殺の非難に満ち溢れています。・・中国人の歴史観というのは非常に都合主義的で、間違いというよりも捏造された部分が多いのです。
(黄文雄 評論家)
人間というのはいつも、同類の人間という生物に、敵意、嫉妬、冷酷、憎悪を感じていながら、おなじ心の裏側で同類の人間のどこか一カ所でも心の通いあう場所をみつけて、その一カ所だけでも愛そうという心の働きをもっているもののようだ。
(司馬遼太郎 作家)
近代日本の発達ほど世界を驚かせたものはない。一系の天皇を戴いていることが今日の日本をあらしめたのである。私はこのような尊い国が世界の一ヶ所ぐらいなくてはならないと考えていた。世界の未来は進むだけ進み、その間、幾度か争いは繰り返されて、最後の戦いに疲れる時がくる。その時、人類はまことの平和を求めて、世界的な盟主をあげなければならない。この世界の盟主なるものは、武力や金力ではなく、あらゆる国の歴史を抜き越えた、最も古く、また尊い家柄でなくてはならぬ。世界の文化はアジアに始まって、アジアに帰る。それはアジアの高峰、日本に立ち戻らねばならない。我々は神に感謝する。我々に日本と言う尊い国を作っておいてくれたことを・・・・
(アルバート・アインシュタイン)
ここで、iは、戦争のために人々の記事を見つけることができます
外圧導入の手段を講じて自らの党派的目標を達成しようと謀るイデオロギー集団は、自らの国家といふものをよほど堅固な城のように考へているといふ点で、反抗期の少年の如きものである。
(小堀桂一郎 明星大学教授)
自国中心主義の教科書だからけしからんというけれど、韓国にいますと、「それはしかしお宅のことじゃないの?」というふうに思うわけです。韓国の教科書を考えればあれはやぶ蛇ではないかという印象を持ちました。どこの国でも教科書というのは自国中心主義になるのは当然ですから。
(黒田勝弘 産経新聞ソウル支局長)
日本はその歴史を通じ、常に自らを失うことなく、柔軟に外の世界から文明を取り入れる姿勢を基本とした国である。
(中西輝政 京都大学教授)
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(歴史教科書の)執筆者はいつも何かに抵抗し、何かを敵視している。抵抗と敵視につごうのよい話題だけが歴史の中から拾い出され、並べられているが、抵抗と敵視の相手が誰かははっきり語られていない。相手はあるときは徳川幕府であり、明治政府であり、アメリカ帝国主義などであるらしい。つねに小さなものが善で、大きなものは悪である。日本政府は例外なくいつも悪である。
われわれはこのような単純な歴史観に与することは出来ない。
(西尾幹二 「つくる会」会長・電気通信大教授)
今日の日本及び日本人にとって、いちばん大切なものは「平衡感覚」によって復元力を身につけることではないかと思う。内外情勢の変化によって、右に左に、大きくゆれるということはやむを得ない。ただ、適当な時期に平衡をとり戻すことができるか、できないかによって、民族の、あるいは個人の運命がきまるのではあるまいか。
(大宅壮一 ジャーナリスト)
臣子の情として、わが皇帝を敵手に渡して、しかも国体を護持しえたと考えることは、なんとしてもできない。・・・ソ連は不信の国である。米国は非人道の国である。こういう国に、保証なき皇室をまかすことは絶対に反対である。
(阿南惟幾 陸軍大臣・・・ポツダム宣言受諾に反対した際)
偉大な投資家たちの大いなる頭脳に近づく唯一の方法は、おごらずたかぶらず、謙虚に彼らの言葉を読んだり、耳を傾けたりすることだ。自尊心が高くて人の話を謙虚に聞けない人、批判ばかりしている人は、本当は自分に自信がなくて危険を冒すことができない人間である場合がよくある。その理由は明らかだ。何か新しいことを学ぶとき、それを完全に理解するためには失敗を冒す必要がある。自信がある人でなければそんなことはできない。
(ロバート・キヨサキ 投資家・著述家・教師)
われわれが奴隷となり、鎖で繋がれてまでも手に入れなければならないほど"平和"は甘美なものなのか。神よ、他の人たちがどう言おうが、私には"自由"か"死"か、そのどちらかをあたえてほしい。
(パトリック・ヘンリー)
ジャーナリスト魂とは、所詮はこの虚偽の宣伝を憎む心である。「事実」はどうなのかを虚心に追究する精神である。それは政見の相違、歴史観の立場の違ひ、イデオロギー上の対立といつた諸々の付帯条件を高い次元で超越して、報道人・言論人たる者の全てが報じていなければならぬ職業的格率である。
(小堀桂一郎 明星大学教授)
独立の気力なき者は必ず人に依頼す、人に依頼する者は必ず人を恐る、人を恐るる者は必ず人に諛(へつら)ふものなり。常に人を恐れ人に諛ふ者は次第にこれに慣れ、其面の皮鉄の如くなりて、恥づ可きを恥ぢず、論ず可きを論ぜず、人をさへ見れば唯腰を屈するのみ。
(福沢諭吉 『学問のすゝめ』より)
戦争は悲劇である。しかし、戦争に善悪はつけがたい。どちらが正義でどちらが不正という話ではない。国と国とが国益のぶつかりあいの果てに、政治では決着がつかず、最終手段として行うのが戦争である。アメリカ軍と戦わずして敗北することを、当時の日本人は選ばなかったのである。
(扶桑社「中学歴史」申請本より・・・この記述は検定により削除された)
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民間人を盾にする軍隊は発展途上国では珍しくない。だが民間人を盾にした段階で、奴らは軍人ではなくテロリストとなる。テロを殲滅するのは現代では当然のことだ。それこそが平和に繋がる。・・・確かに人命は尊重されなければならないだろう。だが絶対的なものではない。時にはより大きな犠牲を防ぐために、多少の民間人の犠牲はやむを得ない。国連や多国籍軍の空爆がその典型だ。
(高部正樹 傭兵)
私は運良く医者になることができた。もっと才能がある人たちがいたのに、彼らは生活や環境に恵まれず、大学にも進めず医師を断念していった。それに私らの少し上の人たちは医学を捨てて兵隊になり、思いをこの国に馳せながら土に還っていった。それに比べて私はほんとに運良く医者をやってこれた。であるなら医者の本分を弁える、いのちを守るために最善を尽くす。それが、私の道だと思っている。
(高橋康之 医師・ドクターズボートセンター代表)
アメリカの世界戦略を支えるべくの負担をこの日本は負うているということへの正確な認識を日本人は持つべきではなかろうか。しかしそれはにわかに反米とか安保の否定などに繋がるべきものではなくて、あくまで我々が将来対等なパートナーとして在るための正統な認識に他ならない。・・・我々は巨きなアメリカの不要な影の下でこれ以上寒い思いをしつづける必要などありはしまい。いうべきことをいわずしている者がどうして対等な友人たり得るだろうか。
(石原慎太郎 東京都知事)
当事者間の争いで「人権」論を闊歩させるとどうなるか。そのとき「人権」は、ゴネ得という化け物になる。
実際、最近の日本を被っている「人権」の大合唱は、大声でゴネ続けた者の勝ち、というカルト思想と化している。そのような誤った「人権」思想が、ブーメランのごとく、いま日本の村や町を襲っているのである。
(日垣隆 ジャーナリスト)
身もふたもなくいえば、歴朝の中国皇帝は私で公であったことがない。その股肱の官僚もまた私で、たとえば地方官の場合、ふんだんに賄賂をとることは自然な営みだった。このため近代が興りにくかった。
(司馬遼太郎 作家)
21世紀には日本が世界のリーダーになる可能性があるし、また、世界のリーダーにならなければいけないと思いますのや・・・ところが日本人は、まだ世界のリーダーの仲間入りをするだけの気迫がありません。残念なことだと最近はつくづく思っています。
(松下幸之助 松下電器創業者)
日本はたしかに、経済的に発展しました。けど、物心一如ということがない。経済は発展したけれども、精神的弱さが目立ちます。・・・どうすればよいのかといったら、僕は簡単なことだと思うんです。まず、みんなが日本人であることを再認識することですわ。それはとりもなおさず、日本の伝統精神を理解することだと思うんです。
(松下幸之助 松下電器創業者)
自分の存在の基盤、アイデンティティというものを考えた時、日本人の場合は必然的に、日本語を含む日本文化というものに行き着かざるを得ない。・・・地球市民というのは、人類が一つのスピーシー(種族)であるという観念に過ぎない。
(三浦朱門 作家)
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道徳と実利はかけ離れたもの、あるいは相反するものと思われがちだがそうではない。道徳は実利そのものなのだ
(松下幸之助 松下電器創業者)
国際人というのは「どこの国の人だかわからない無国籍人」になることだと思い込んでるバカが多すぎる。本当の国際人というのは、自分の国の文化を背負って、どこの国の人たちとも自国の文化をバックボーンにして話せる人のことなんだよ。
たとえば、いきなりフランス料理を出されてわからなければ、そこで「しょうゆと箸をくれないか」といった方が勝ちなんだ。味もわからないのに、慣れないフォークとナイフを使って、「おいしいですね」なんて愛想笑いを浮かべて一生懸命物真似をするなんていうのは、カッコ悪いし、バカにされるんだよ。
本当の国際人なら、知らないことは「知らない」というべきなんだ。だって、ネイティブじゃない限り、本当の文化なんてわからない。なのに、本や何かで読んだり調 べたりして、わかったと思い込んでる人が多すぎる。
(北野武 タレント・映画監督)
四百四病の病よりも貧よりつらいものはない。・・・貧を無くすことは人生至高の尊き聖業であるといい得る。そのためには刻苦勉励、もって生産につぐ生産、物資の増強をおいてほかにない。
(松下幸之助 松下電器創業者)
人生とは峠のようなものだ。その先に見えるものを、先人に聞けばいい。今いるこの場所から見えないのなら。
(秋元康 作家)
経営とは水道の水である。行きずりの者が水道の水を飲んでも咎められることはない。豊富な水の量に対して人の飲む水はあまりにも微少であるからだ。生産者は生活物資を求めに応じて供給するのが使命である。物資の豊かさと精神の豊かさによってこの世に楽土を作ることが私の理念だ。
(松下幸之助 松下電器創業者)
沖縄の日の丸と君が代に対するあこがれには本土で想像のつかない感情がこめられているようだ。・・・正月は島中、日の丸がひるがえり、祖国復帰デモには赤旗よりも日の丸が多い。昔の軍隊の日の丸、いまの労組員の赤旗との間にみられるような深刻な気分はそこになく、むしろ南国的な陽気ささえあり、一種のお祭り気分のなかで住民たちが感情のすき間を埋めているのが感じられてくる。
敗戦から平和条約発効までの8年間、沖縄では日の丸も君が代も全く許されていなかった。戦後2,3年目に琉球政府の前身、沖縄群島民政府が米側からの示唆もあり、昔の琉球王朝の紋を真似た"琉球旗"をつくったことさえあるが、住民には全然人気がなく、だれもたてる人がいなかったという。
(昭和36年(1961年)朝日新聞朝刊 より)
日本という学歴社会およびそこから生み出されたインテリは、口では何といおうと、実際には労働者や農民を蔑視している。彼らが口にし尊重する「労働者・農民」は、一種の集合名詞乃至は抽象名詞にすぎない。これは昔もおなじで、当時の新聞や御用評論家がいかに「軍」や「軍人」をもちあげようと、それは「軍」「軍人」という一種の集合名詞・抽象名詞に拝跪(はいき)しているのであって、この軍という膨大な組織の最末端に現実に存在する最下級の「職業軍人」すなわち下士官は、現実には、徹底的に無視され嫌悪され差別され軽蔑されていた。
(山本七平 著述家) 私たちは日本の歴史や文化を否定し、祖先が営々と築いてきた日本国を憎悪した。これはまさに天に唾する行為であり、そして、その報いが現在の日本の惨状なのである。
(佐藤欣子 弁護士)
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「自分が何者か」という自覚と「国民としての自覚」は非常に重なっている。ただ単純に「いい人間になりましょう。世界平和を愛するようになりましょう」というところからは、自己限定も責任も生まれてこない。
(福田和也 文芸評論家・慶応大学助教授)
外交とは、祖国のために偽りを云う愛国的な行為である。
(A・ビアス 『悪魔の辞典』より)
この百年の歴史のうち、74年を社会主義でやってきたロシア、完全に資本主義でやってきた日本。この二つの経済制度の優劣は明らかである。
(兵本達吉・元共産党国会議員秘書)
我々はできる限り憲法の理想に忠実でなければならぬ。しかし憲法は国民のためにあり、国民が憲法のためにあるのではないことを忘れてはならない。もしも現在の憲法が国家の安全保障のために不適当であるならば、我々は遅滞なく憲法の改正を行わねばならぬ。
(関嘉彦 東京都立大学名誉教授)
我々は包囲したのです。日本は約8千万の巨大な人口を抱え、それが4つの島にひしめいていることを理解して下さい。(中略)日本には蚕以外に国産の原料はないのです。彼らには綿がない、羊毛がない、石油がない、錫がない、ゴムがない、その他非常に多くの原料に欠けています。これらすべてが、アジアの海域に存在していました。もしこれらの原料の供給を断ちきられたら、1千万から1千2百万の失業者が発生することを彼らは恐れていました。従って彼らが戦争に飛び込んだ動機は大部分が安全保障の必要に迫られたからです
(ダグラス・マッカーサー 連合国軍総司令官)
私の学生時代、日本がロシアの艦隊を攻撃したという最初のニュースが到着した時、友人が私の部屋に飛ぴ込んできた。彼はすばらしいニュースを持ってきたのだ。彼は身ぶり手ぶりをもってロシア艦隊がどのように攻撃されたかを熱狂的に話して聞かせた。フィンランド国民は満足し、また胸をときめかして、戦のなりゆきを追い、そして多くのことを期待した。
(フィンランド大統領パーシキピ)
日本の戦捷(せんしょう)は私の熱狂を沸き立たせ、新しいニュースを見るため毎日、新聞を待ち焦がれた。(中略)五月の末に近い頃、私たちはロンドンに着いた。途中、ドーヴァーからの汽車の中で対馬沖で日本の大勝利の記事を読み耽りながら、私はとても上機嫌であった。
(日露戦争勝利に際して インド・初代首相ジャワ八ルラル・ネルー)
反日派がマルクス主義の看板に代えて、環境、人権、戦後補償という別の看板を掲げて跳梁跋扈したのが、世紀末の日本の10年間だった。
(坂本多加雄 学習院大学教授)
どうしてもアジアは、ヨーロッパに抵抗できず、ヨーロッパの圧迫からぬけだすことができず、永久にヨーロッパの奴隷にならなければならないと考えたのです。(中略)ところが、日本人がロシア人に勝ったのです。ヨーロッパに対してアジア民族が勝利したのは最近数百年の間にこれがはじめてでした。この戦争の影響がすぐ全アジアにつたわりますとアジアの全民族は、大きな驚きと喜びを感じ、とても大きな希望を抱いたのであります。
(日露戦争勝利に際して 中国の国父孫文)
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若(も)し不幸にして戦(たたかい)利あらず、韓半島露軍(ロシア軍)の奄有(えんゆう、占領)するところとなり、旅順及び浦塩斯徳(ウラジオストック)の艦隊、我が海軍を撃破し、我が海洋を制圧するに至らば、余は自ら銃剣を挈(ひっさ)げて卒伍に投じ、敵兵をして一歩だに我が領土を踏まざらしむべし
(日露戦争開戦時 伊藤博文)
ソ連や東欧の共産主義が崩壊したのは、スターリンとかブレジネフといった特定の指導者の政策上の失敗などと言った性質のものではなく、「システムの失敗」、要するに、共産主義というものがそもそも実現不可能なものであり、経済制度として作動不可能なものであったからである。
(兵本達吉・元共産党国会議員秘書)
自然の法に基づいて考えると、いかなる国家も、その国家のために死んだ人々に対して、敬意を払う権利と義務がある。それは戦勝国か敗戦国かを問わず、平等の真理でなければならない。・・・もし、靖国神社を焼き払ったとすれば、その行為は米軍の歴史にとって不名誉きわまる汚点となって残るであろう。・・・我々は、信仰の自由が完全に認められ、神道、キリスト教、ユダヤ教などいかなる宗教を信仰するものであろうと、国家のために死んだものは、全て靖国神社にその霊を祀られるようにすることを進言する。
(敗戦後、GHQから靖国神社焼却を諮問された、上智大学・ブルーノ・ビッラル神父)
安全保障は、決して人生や財産や領土といったものに還元されはしない。日本人を日本人たらしめ、日本を日本たらしめている諸制度、諸習慣、常識の体系を守ることが安全保障の目標である。
(故 高坂正堯 京大名誉教授)
戦後日本は、政治・教育・文化の領域で、平準化と低俗化をもって民主主義と錯覚し、いかなる政治社会でも不可欠な指導者の選抜・培養・育成の重大な問題を閑却した。
(政治学者 平井陽之助)
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