舅・姑と聞くと、なんとなく恐いイメージがしていた私。
でも、私のお姑さんやお舅さんは全く違います
礼儀や常識などの堅苦しさがない、とってもフレンドリーな方たちです
例えば、よく家に来るし、私たちもよく家に行きます。
誕生日や旅行に行ったときなんかはプレゼントをあげたりもらったり。
電話やチャット、日々連絡をとりあうとっても身近な存在です
と、これを読んだらいかにも良好な関係そう・・・
でもそこは日本とオランダの違い。納得のいかないこともしばしば
No.1 来る頻度がハンパない
それはまだ、私がベルギーに住んだばかりの頃、
慣れない環境の中で萎縮してしまっていた私。
オランダ人ベルギー人と会話することへのストレスが溜まり始めていたときです。
そんな中、オランダから車で片道3時間、
電車なら1人40ユーロかけて夫の家族はやってきました。
時にはおばあちゃん、時にはおじさん、
時には私たちの全然知らない姑の友達まで連れて・・・
モデルは何ですか
その頻度、約2週間に1回
どうですかこの頻度。なかなかでしょう
うちの両親、まぁ日本人の両親なら、ここまではしないような気がするのですが。
新築を建てたわけでもないしぃ、ただのアパートだしぃ、一応新婚しぃ・・・
今は少し落ち着きましたが、その頃はもうやめて〜と心の中で絶叫です。笑
No.2 息子の家は、自分の家?
私の知っているオランダ人は、自分が他人を家に招待するとき、
「自分の家のようにくつろいでいいよ〜」というスタンスをとります。
そしておそらく、私たちもそういうスタンスでいると信じているようです。
あるとき、夫の両親が仲良くうちにやって来ました。
家に入るなり「紅茶はないの?」とキッチンの戸棚を開ける姑
そ、そこは一応食材とか置いてある見せたくない場所・・・なんですけど?笑
どこに犯罪者を非表示にできますか?
今度は最近組み立てた何の変哲もないタンスを見ようと、みんなで寝室へ移動した私たち。
日本では自分の部屋に他人を入れるなんてほとんどしたことのない私でしたが、
このくらいは許容範囲と余裕でいたら・・・
タンスの中身までチラ見
そっ!そこはぁ〜!!!
パンツとかブラとかパンツとかブラとか入ってるのにぃ〜!
No.3 ビッグママ
特にお姑さんは、自分の息子への愛を隠しません。
会いたい、愛してる、会ったときやチャットでのハグやキス
もう24歳、ひげも生え、結婚もした息子に対してこれをします。
外国人男性はマザコン
それはきっと、大いなる母の愛が前面に押し出てきた結果だと思います
沼の狐と呼ばれていました誰ですか?
さらに、私は見ました。夫の弟が「指が痛い」と言ったとき、
お姑さんが22歳の弟の指にキスしたところを・・・
No.4 誕生日パーティーに行かないと、疎遠に?
夫の話によると、オランダ人にとって誕生日はとても大切なんだそうです。
もし、お舅さんやお姑さんを含め、おじさんおばさん、おばあちゃんおじいちゃん、いとこさえも
誕生日パーティーに行かないと、疎遠になってしまうんだとか
家族だからこそ、いつでも会えるんでしょ?
しばらく会ってなくても、昨日会ったみたいに話せるんでしょ?
と思っている日本人の私には、これはとても焦っているように感じてしまうのです。
ベルギーに来て半年、私は家族には会っていませんでしたが、
日本に一時帰国した際には、疎遠になっているなんて考えもせず、
いつも通りの家族愛に包まれました
家族の絆ってそんなもんだと考えていた私は、
夫の両親が家族や親戚の誕生日のたびにパーティーに誘ってくることが、
なかなかうまく理解できずに、感覚の違いは不思議だなぁと考えるばかりです
日本人の感覚や文化をオランダ人に押し付けてはいけません。
しかし、思うところはたくさん
こんなオランダ人の舅姑さんを、押しの強い人たちだなぁと思うか、
日本人じゃないから許されることも多いよねとポジティブに捉えるか・・・
オランダ文化を受け入れていかなくてはならない私です
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